Webアプリ開発の基本となる「フロントエンド」「バックエンド」「データベース」について解説します。
1. フロントエンド
フロントエンドは、ユーザーが直接操作する部分(UI/UX)を担当する領域です。
主に次の3つの技術を使います。
- HTML:ウェブページの構造を作る(見出し、ボタン、テキストなど)
- CSS:デザインやレイアウトを調整する(色、フォント、配置など)
- JavaScript:動的な動作を実装する(ボタンのクリック、アニメーションなど)
フロントエンド開発の主なツール
- VSCode(エディタ)
- React.js / Vue.js / Angular(JavaScriptのフレームワーク)
- Tailwind CSS / Bootstrap(CSSフレームワーク)
2. バックエンド
バックエンドは、サーバー側の処理を担当する部分で、ユーザーが入力したデータを処理・保存・送信する役割を持ちます。
主なプログラミング言語
- JavaScript(Node.js)
- Python(Django / Flask)
- Ruby(Ruby on Rails)
- PHP(Laravel)
- Go / Java / Rust など
バックエンドの役割
- フロントエンドから送られたリクエストを処理する
- データベースと連携してデータを取得・保存する
- ユーザー認証(ログイン/ログアウト)を行う
- APIを提供する(REST API / GraphQL)
3. データベース
データベースは、Webアプリのデータを保存・管理するシステムです。
主なデータベースの種類
- リレーショナルデータベース(RDB):データを表(テーブル)で管理
- 例:MySQL, PostgreSQL, SQLite
- NoSQLデータベース:柔軟なデータ管理(JSON形式など)
- 例:MongoDB, Firebase Firestore, DynamoDB
データベースとバックエンドはSQL(データ操作言語)やORM(データ管理ツール)を使って通信します。
まとめ
✅ フロントエンド:UIを作る(HTML / CSS / JavaScript)
✅ バックエンド:サーバー処理を担当(Node.js / Python / PHP など)
✅ データベース:データを保存・管理(MySQL / MongoDB など)
次のステップ
もし「簡単なWebアプリを作りたい」と思っているなら、まずは以下の順番で学ぶのがオススメです。
- HTML / CSS / JavaScript で静的なページを作る
- Node.js(Express) を使ってバックエンドの基礎を学ぶ
- MongoDB / Firebase でデータを保存してみる
- フロントとバックを繋げてWebアプリを作る